自動車に乗られる方は3日に1度、1週間に1度程度ガソリンの給油を行うと思います。自動車の燃料油は主にガソリンと軽油分けられますが、さらにガソリンにはハイオク、レギュラーの二種類が国内で販売しております。両油の価格はハイオクよりもレギュラーの方が少々格安なのですが、ハイオクのことを別名プレミアムガソリンとも言います。
さて、この二種類のガソリンについて違いがわかりますか。レギュラーの方が安いからついつい毎回レギュラーを給油しているという方もいらっしゃるかと思います。ハイオクとレギュラーの違いは燃焼効率を表す数値のことでオクタン価の違いです。
オクタンとはノッキングという異常燃焼による衝撃音のことで、その衝撃音起こりにくさを表す数値のことです。ハイオクは「ハイ(高い)オクタン」という意味でハイオクガソリンの方がオクタン価より高く燃焼効率が良いとされています。またハイオクには洗浄剤も含まれています。
ハイオクやレギュラーの燃焼効率が極端に違うワケではなく、日本のハイオクオクタン価は一般的に98~100、レギュラーオクタン価は90から92くらいとなります。コストパーフォーマンス的に燃費はハイオクの方が優れているということになります。
一般的にレギュラー仕様車にハイオクを入れてしまっても特に問題はありません。ただし古い車の場合はエンジンの不調につながることがあります。古くなったエンジン内部に付着した汚れがエンジン洗浄剤の作用でキレイにされエンジン内部のバランスが崩れる恐れがあります。
しかし逆にハイオク仕様車にレギュラーを入れると燃焼効率が下がり、結果的に燃焼パフォーマンスが悪くなり馬力の低下にもつながります。ハイオク仕様車はハイオク使用を推奨しています。
燃料の種類の基準はオクタン価で決まります。両ガソリンも人気ですので、車の性能や使用ガソリンをあらかじめ調べておくと今後も安心して給油ができると思います。またレンタカーを借りる場合はレギュラーかハイオク、どちらを推奨しているか確認しておくと良いでしょう。
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